散歩道<498>                    
                     
散歩道・3150回記念・面白い話・大集合(50)317

313.孫に優しい頑固な親父
  頑固な親父ほど、孫に優しく人が見れば別人だと思うほど変わるものなんだと、頑固者の友達の変わりようを見ていて思う。その原因は、親父の言ったことを可愛い孫が、素直に何でも言うことをよく聞いてくれ、素直に受け入れてくれるからであろう。自分は今まで生きてきて、人の意見など聞こうとはしない頑固ものだから、余計にそうでなく、はい、はいと聞いてくれる孫の反応が、ただ分けも分からず、かわゆくてしようがないのだ。散歩道<3180>

314.商売には、「お客さんのために善し」「世の中のために善し」「自分のために善し」の順番を守りぬけと。顧客によろこばれ、社会に貢献し、それがやがて利益となって自分に返ってくるという教えです。「世の中のために役立つ」ことは仕事の根幹であり、これは思想ではなく、国や文化も超えた本質論です。 故田中角栄さんは「箱根山、籠(かご)に乗る人、担ぐ人、その又草履を作る人」。の話をよくしていました。籠を担ぐ人も、草履を作る人も必要なのがこの世界であり認められるべきなのです。どのような立場の人にも目配りが利き、あらゆる仕事が社会に必要なのだと訴える力がありました。竹下登さんは「汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう」とよく語っていました。つまり世の中は回っているということです。散歩道<3191>

315.「幸福度」を調べる 希望
 成功している人の話を聞くと、1,自分の生き方を3人の人が支援(共鳴・理解)してくれるだけでも、それはやっていけるものだ。 2,大きなグループでなくていい、コンパクトシティーのような、小さなグループでいいから、人とのつながりがうまくいけばいい。 3,ウイーク・ダイズ(weak ties
ゆるやかなつながり)が必要である。4,価値観の違う人が話し合うことが、互いに刺激を受けることになり、それには、Uーターン組から経験を聞いたり、これから、この街で生きていってもらために希望もってもらうことからも必要である。  社会の挫折を味わった人や、失望を感じた人の方が、希望を持つことへの期待は大きい。 希望に、たなぼた餅を求めることはできないものだ。 希望は、今後人が生きていく上に必要な要素である。
散歩道<3141>

316.半日が日曜日”半どん”
 明治9年(1876年)4月、当時の政府は、それまで毎月1の日と6の日を休む、いわゆる1・6休暇制を廃止し、西洋流に日曜全休・土曜半休制を官庁で実施しはじめた。この制度は徐々に民間に普及し、それとともに、「半どん」のことをゾンダク(zon-dag)というが、この言葉は蘭学の影響の強かった江戸時代にすでに日本語にとりいれられ、「どんたく」といった。そこで半日の休日ということで「半どん」。この日蘭混血語、日本の官庁・会社で働き始めて約百年後の現在、週休2日制の台頭とともに、その務めを終え、”半日が日曜日”ならぬ、”毎日が日曜日”の身になりつつある。
散歩道<945><3200>ポルトガルから来た日本語テンプラタバコ 

317.無言の暗闘「だんまり」
 歌舞伎の演出形式の一つに、パントマイムに似たものがある。役者は終始無言で暗中で互いに相手の招待を知らず、探り合ったり、特定の品物を奪い合ったりする。形の美しさを見せることに重点が置かれているため、筋はほとんどなく、役者の動作のテンポはのろく、まるでスローモシヨンのような所もある。この様式を歌舞伎の世界では、台詞(せりふ)が一言もないところから「だんまり」と読んでいる。この「だんまり」、「だまる」の連用形「黙り』を強めて言ったもので、文字通り暗躍の効果を狙った演出法だが、だんまりをきめこんんで陰で暗躍するフイクサーの姿を想像させなくはない。
散歩道<950>