散歩道<4831>

                        インタービユー・オピニオン・震災国の私たち
                   戦後の日本見えた 外国人と助け合う 「守るな、逃げろ」(2)             (1)〜(6)続く

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・・・戦後の阪神大震災では。
  「日本の社会や文化が、戦前とはすっかり変わっていることがはっきりしました。外国人にたいしては、排外どころか自発的に助けようという運動が神戸で起きました。市民がラジオ局を立ち上げ、被災した外国人のため外国語を放送したのも一例です。ただし、春の選抜高校野球を中止せよという議論が起きたり、バレンタインデーのチョコレートを自粛せよという声が沸きあがったりした。選抜は毎日新聞社の英断で実施されたものの、チョコ自粛は神戸の製菓業界を直撃してしまいました」
  「そして今度の東日本大震災です。外国人については、神戸どころではない。被災した会社の経営者達が研修に来ていた中国人労働者達を助けようと奔走した、一旦帰国しようとした外国人たちが一緒に再建に取り組みたいと戻ってきた、アジアから来た妻たちがお年寄りを助けたり共同体を守ったり・・・こういう話がたくさんあります」

12.3.9.朝日新聞・劇作家・*1山崎正和さん 

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