散歩道<4765>
インタビユー・オピニオン・ドルの落日(3) (1)〜(6)続く
一極支配が失速 ゆらぐ基軸通貨 米に「失敗」の自戒
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・・・米国は基軸通貨国としての責任を果たしていますか。
「ドルの通貨価値を安定させることは重視してきた。ただ、米国にとって通貨の安定とは、国内のインフレをコントロールするということ。ドルと他の通貨の関係には関心がなかったのではないかな。実話かジュークかわかりませんが、ロンドンで通貨会議があった時、英国の蔵相が隣にいた米国の財務長官に『今朝のドルの相場はどうだね』と聞いたら、財務長官はきょとんとして『1jは1jだ』といったと言う。そうしたドル中心の天動説のような感覚があったのは確かです」
・・・米国は「強いドル」とか「ドル安容認」とか為替政策を国益優先でやり、日本も振り回されました。
「ただ、米国も、世界が相互に依存しあう関係になっていることを身にしみて感じているはずです。いまの金融緩和策にしても、あふれたドルが海外に流れ、原油価格などが上がって米国内でも大騒ぎとなった。国際的にもインフレの輸出だと批判されている。失敗したという自戒の念が出てきていると思いますね」
'12.2.7.朝日新聞・元財務官・*1行天 豊雄さん
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