散歩道<4724>
再生・日本政治3・11は第2の敗戦(4) (1)〜(4)続く
指導者は決断に責任を
・・・山本五十六*2はリーダーとして評価できますか。
山本五十六が比較的開明的だといわれるのは、大正期に米国留学で石油の時代が来たことを学び、戦艦大和1隻つくるなら、航空機が何千機もできるといっていたことだ。日米開戦に反対し、少数意見でも最後まで頑張った。覚悟があり、決断する人だった。ただ、口が重くて部下に説明しない。その意味でリーダーの素質がかけていた。
・・・日本の政治指導者に求めるのは何ですか。
自分のところに情報を集め、自分が判断権者であることを明確にした上で、決断に責任をとることが大事だ。震災であれほど被害者を出しておきながら責任をとった人がいないのは、世界の笑いものだ。
世界史でもこれほど短期間に独裁者が次々と退場し、各国のリーダーが交代する時期は珍しい。世界はいま激動期にある。国民の命を守ることを最大の使命に、リアリズムに徹して自分で世界と日本を考えろと言いたい。
'12.1.6.朝日新聞・作家・半藤 *1一利さん
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