散歩道<4725>

                       インタビユー・オピニオン・世界でトップを取る(1)                 ・・・・・ 発想を変える
                      3・11で社会変化 芸術家も動くとき もだえ苦しみ作る                (1)〜(5)続く

サブカルチャーと伝統絵画を結びつけた独自の作風で活躍する美術家の村上隆さん。日本の現代美術を代表する作者として海外からの評価も高い。美術界への厳しい批判者としても知られる。昨年3月11日の東日本大震災以降、被災者支援に取り組み、芸術と社会の関わりに一石を投じている。作品に億の値がつく作家は、何を訴えるのか。

・・・2月のカタールでの古典に向け、東日本震災後の日本をテーマに、全長100bの「五百羅漢図」を製作中だそうです。
  「日本の歴史を見ても地震や飢饉、
(ききん)、天才が多発した時には、人々が救いを求めて宗教が勃興したり、新たな文化・芸術が生まれたりしてきました。五百羅漢への信仰もそうした苦難のたびに広まり、供養や癒やしとして絵や像がつくられてきた。そうやって先人が危機に際して処してきたことを学んで、自分も五百羅漢図を描いてみようと思い経ちました。いわば温故知新です」
 「縦3b、横1bのキャンパスに描いて、それを100枚つなげて作品にします。約100人のスタッフに指示を出しながら制作しています。カタール政府が日本との国交樹立40周年の記念イベントとして首都ドーパで僕の大規模な個展を2月9日から開催してくれるので、そこに展示します。観光立国を目指すカタールには、世界中から人が集まる。3・11のメモリアルな作品として、一人でも多くの人に見てほしい」

'12.1.7.朝日新聞・現代美術家・村上 隆さん *1

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氏名・
*1村上 隆さん305,<検>氏名・*2宮崎駿さん1027.2882.<検>絵画展、<検>外国、