散歩道<4722>
再生・日本政治3・11は第2の敗戦(2) (1)〜(4)続く
指導者は決断に責任を
・・・第2の敗戦ですか。 何に敗れたのでしょう。
日本は資源のない国だから、近代史はエネルギーとの戦いだった。明治から石炭、金属、鉄を求めていたが、第2次大戦は石油の時代へと代わった。日本はそれに対応できなかった。戦後は被爆国として核廃絶を訴える一方で、原子力の平和利用の名の下に原発建設を進めた。原子力は制御できないとわかっていながら原発の安全神話を信じた。日本人がエネルギー政策を確立できず、歴史に学ばずに敗れたということ。わたしもしみじみ反省している。
・・・エネルギー政策の転換が目標になりますか。
国家目標にするには一定の国民的合意が必要だが、野田政権は老骨化した原発は廃炉にするが、大丈夫なものは使いながら統御するという考え方だ。原発は絶対悪で断固廃止との立場や新エネルギー普及を訴える人がいる以上、とても合意は得られないだろう。
・・・では、選挙で問う以外にないですね。
大事な争点になる。ただ、私は小選挙区制に反対だったが、やはり二大政党は大失敗と思う。論語は「中庸」こそ大事と解いているが、日本人は実は右か左か二者択一が好きで、どちらかに大きく流れ、集団催眠にかかりやすい。閉塞感が出てくると、強いものへの待望論が生まれる。兆候はいまもある。
'12.1.6.朝日新聞・作家・半藤 *1一利さん
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