散歩道<4717>

                      インタビユー・オピニオン・新しい民主主義(5)                     (1)〜(8)続く
                        何十万人もの[自分たち」で動き、決める時が来た。

機能しない代議制 まずは「ノー」から

・・・世界で起きている新しい動きを「マルチチュード」と呼びました。いま挙げた彼等のことですか。
  そうです。単なる大衆や群集ではありません。独自性をもった自立的な個人のあつまりであり、それが一つになったものです。独自性が大事です。不安定かもしれませんが、可動性にも柔軟性にも富んだ存在です。
 「ウォール街占拠」は、その意味でも、マルチチュードを代表する運動です。彼らは何をすべきか、分かり始めている。考えや意思を伝える力を持っている。これこそ真の意味での政治だと私は考えています。
・・・「真の意味での政治」とは、具体的にどういうものですか。
  たとえば「怒れるものたち」はデモや集会ではなく、キャンプを張って生活のあり方を含むあらゆることを共同討議しています。
 あるいは病院の運営で説明しましょうか、単に治療や研究の場としてだけでなく、患者との人間関係、愛情、社会とのつながりなど、もっと人間的な病院を組織するのはどうすればいいか。生活全般から考えるのです。これを政治に置き換えれば、新しい民主主義のモデルを考えていくことができるでしょう。

'12.1.4.朝日新聞・政治哲学者・アントニオ・ネグリさん


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