散歩道<4718>
インタビユー・オピニオン・新しい民主主義(6) (1)〜(8)続く
何十万人もの[自分たち」で動き、決める時が来た。
機能しない代議制 まずは「ノー」から
・・・私もマルチチュードの一部になりえますか。
もちろん、ただし、あなたの仕事が「知」を得ることなら、です。もしプロパガンダなら、マルチチュードとは呼べません。
・・・どうやってう生み出していけばいいのでしょう。
この家の近くにカフェがあって、私は毎晩のように顔を出します。老人達と世界中のことについて話をするのです。あるいは世界のあちこちらに行って、学生や市民を相手に講義をします。それぞれの人が、それぞれのやり方で表現し、動いていく。それがやがてマルチチュードを生み出していきます。さきほど述べた、世界の運動を見てください。様々な個人のまとまりによって形成されているのがわかるでしょう。
今こそ広大な領域に及ぶ、新しい民主主義を考える時期です。20万人、30万人の規模で「自分たち」を組織し、自分たちで自分たちを直接、統治する。そういう時に来ています。まず、現状に対して「ノー」ということから始めたらどうでしょう。「ノー」ということこそ、最初にすべき、倫理な行動です。
・・・国際通貨基金(IMF)や世界貿易機関(WTO、国際法的な法律事務所などがネットワーク状につながった、グローバルな秩序や権力として<帝国>を提示しました。それに対抗するのがマルチチュードです。この考えは今も有効ですか。今も有効だと思っています。
'12.1.4.朝日新聞・政治哲学者・アントニオ・ネグリさん
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