散歩道<4677>
私の視点・地球温暖化対策(1) (1)〜(2)続く
アフリカの格言にヒント
私の好きなアフリカの格言があります。「象*1はどのように食べる?」答えは「一口ずつ」。これは、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)が開かれている南アフリカのダーバンにいる誰もが思い起こすべきことです。
気候変動問題はあまりに大きく複雑すぎて、食卓にあがった象のように、どこから手をつけてよいのか分からず、変化をもたらすことは不可能に思えるかもしれません。しかし、象も一口ずつ食べるように、気候変動問題も一歩ずつ前進することが大切なのです。気候変動に関する包括的合意が(少なくとも数年内には)難しいと嘆く政治家や役人たちへの私からの提案です。
まずは、前菜かを決めましょう。気候変動は現実のものです。合意を先延ばしにする余地はありません。予測できない以上気象の増加は農作物に打撃を与え、食料価格の上昇をもたらしています。
これは、人類共通の問題であるだけでなく、正義の問題でもあります。気候変動の最前線に立つ人々は、バングラデッシュの洪水で浸水した平野に暮らす村民であり、ジンバブエの乾いた土地でどうにか生き延びようとする農民です。気候変動による影響に対処するのが最も困難な立場にある彼等は、気候変動を引き起こした責任を負わない立場にあります。
'11.12.9.朝日新聞・歌手(西アフリカのベナン出身) アンジェリーク・キジョー
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