散歩道<4662>
                  
                          講演会・韓国における親日派(3)               (1)〜(3)続く    
                      韓国における<親日派>言説に関する一つの考察

以上の講演を受けてコメンテーターの鈴木教授と講師の話、フロアからの質問に応えて、

1、一人の韓国人を単純に親日派、反日派で分けるのは難しい。講師・キム・チョル氏の場合でも朝は親日だが、夜には反日の感情を持つことも日常あるからだ。
2、日本に来て韓流ブームが起こっていることを知って驚いた。韓国ではそのような現象が起こっていることなど、見たことはないからである。
3、当時の日本社会では、農村の次男、三男は飯が食えるという事で軍隊に入った人は多くいたのである。アジアの国々でもこのようなことは(軍隊に入った)あったと思われるが。
4、毛沢東が共産党社会を中国に作ることが出来たのは、日本軍が中国全土で戦線を広げ、中国軍(毛沢東・蒋介石)と戦ったため、戦闘の結果、中国の国土が疲弊した為、その間げきを利用することができたことも事実だ。

5、当時の日本にはナショナリズムという問題の中に、侵略という目的もあったことは間違いないが、一方、ナショナリズムを超えてアジア開放という目標があり、日本が中心に計画等が熱っぽく発表されていた大東亜共栄圏(蝋山政道氏)をつくる事をめざしていたことも事実である。
 西欧諸国の圧力
(植民地政策)に屈しそうになっていたアジア諸国の若者達の中に(今で言うEUのようなヨーロッパ共同体)大東亜共栄圏(東南アジアの国は兄弟のように一つの共同体である)を作りたいと、その考えに賛同し、それが出来れば、アジア諸国はヨーロッパの植民地政策に対抗できると考えた韓国や台湾、アジアの国の若者たちがその成立を求めて、身をなげうつことは光栄である(意味がある)と判断されていた人も多くいたと考えることもできる。
6、在日朝鮮人の問題、従軍慰安婦の問題、北朝鮮との問題など韓国との問題は難しい問題が多い。

11.12.13.延世大国文科教授・キム・チョル(金哲)      コメンテーター国際日本文化センター教授・*1鈴木貞美氏

関連記事:散歩道<検>戦争、<検>外国、<検>講演会 <検>
氏名・*1鈴木貞美氏2278、