散歩道<4642>

                  世相(246)・2つの記憶に残るNHK時代劇・2、NHK大河ドラマ・(ごう)         ・・・・発想を変える

2、NHK大河ドラマ・(ごう)
 織田信長の妹、市から生まれた茶々
(ちゃちゃ)、初(はつ)、江(ごう) 3姉妹の幼少から成人までの激動する戦国時代に生きた一生の物語である。
 戦国時代の世の中は地方豪族の群雄割拠していた時代、この天下を統一しようと、武田信玄、上杉謙信亡き後の世界を浅井長政、
*1織田信長、柴田勝家、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康等と勢力争いの戦争に巻き込まれていく。家柄を守るという権力維持や戦略結婚、世継ぎの問題で揺れ動く家族たちと権力者とのからみの中で生きていく人達の動きが興味深々であった。
 また、これらの大きな歴史の中に揺れ動く人達と3姉妹の生き方が旨く絡まり見事に描かれていた。
 この時代でも千利休の茶道のように文化の匂いを残すものを最高位まで高めようとする人達。
 徳川家安泰の為には、豊臣家の権力を存続したままの存在は許す事が出来ないと考えた家康は、城替えなど豊臣家が生きる道を提示するが、豊臣家の栄華の頂点を極めた茶々として、家督を継ぐものとしてのプライドが自害という形で、その思いを遂げたのだと思う。
 一方、茶々と江との間に立った初の動き、豊臣家を継ぐ、姉の茶々と、2代将軍・徳川家の秀忠の妻として板ばさみの中で苦労する。
 多くの犠牲者を出した、戦いではあったが、徳川家安泰の為、日本国が平和で戦争のない世の中をつくるという秀忠の思いの前に打ち続く戦争に飽き飽きしていた国民がようやく平和を獲得してこの後250年間の世界稀な日本国という平和な国家を迎えることになるのである。
 NHK大河ドラマで皆が無事で夢を持って終わった連続テレビは珍しいということである。

 ここで演じられた役者の皆さんは、本当に旨く、毎回楽しみにしてこの1年見終わることができ幸せでした。

関連記事:散歩道<検>氏名・*1織田信長1023.1620.2064.2306. <2422>解説「大阪夏の陣屏風」元和のゲルニカ、<検>文化、<検>美術展、