散歩道<4603>
記者有論・戦争体験・天皇陛下と水木氏の問い(1) (1)〜(2)続く ・・・・・ 発想を変える
10月13日、秋の園遊会があった。天皇、皇后陛下が主催し、各界功労者を招いて懇談する場だ。今回は女子サッカー・ワールドカップで優勝した「なでいこジャパン」の佐々木則夫監督と沢穂希主将や、東日本大震災地で福島第一原発に近い、福島県富岡町の遠藤勝也町長らが両陛下と言葉を交わした。
漫画家の水木しげるさんもその一人だ。妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」や連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でおなじみであることに加え、私にはもう一つの関心があった。戦争体験についてどんなやりとりをするのだろうあか、と。
水木さん*1は太平洋戦争激戦地のラバウルで爆撃を受け、左腕を失った。マラリアで生死の境をさまよったこともある。1989年に昭和天皇が亡くなった際の心境を、自伝漫画に「昭和から『平成』になって、なぜかボクの心も平静になった」と書いている。そして「戦争中はすべて天皇の名ではじめられ、兵隊もその名でいじめられたから ついやり場のないイカリを 無意識に”天皇”にむけていた それがなくなったのだ」とも。
'11.11.4.朝日新聞・社会部・北野 隆一氏
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