散歩道<4598>
時事小言・ウオール・ストリート占拠
組織不在の21世紀革命(2) (1)〜(4)続く
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2011年初めにチュニジア、そしてエジプトで起こった政権崩壊でも、似た展開があった。フェイスブックやツィッターに始まる運動が拡大し、主流派メディアに伝わり、諸外国に広がっていったからだ。このときにもインターネットを経由した革命などという議論が行われた。
それでも、チュニジアやエジプトの革命の場合は、中東や北アフリカなど、専制支配の下に置かれた地域の出来事だった。ところが、議会制民主主義が定着しているはずのアメリカで起こったウオール・ストリート占拠運動が、エジプト*2のムバラク政権崩壊と似た展開を示しているのである。
日本でも似たことがあった。尖閣列島問題を巡る民主党政権の動揺を糾弾する勢力の街頭デモ、原子力発電全廃を求める街頭デモ、政治的立場ではおよそ逆のこの二つのデモは、ツィッターでは盛んに伝えられながら主流派メディアの報道からほとんど無視された点では同じだった。これはいったい何だろう?
'11.10.19.朝日新聞・東京大学・国際政治学者・*1藤原 帰一氏
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