散歩道<4585>

                             組織の読み筋 カリスマ退場 
                                
残すべき「資産」は社外にも(1)   
                           (1)〜(4)続く

 米アップル社のスティーブ・ジョブス氏が5日亡くなり、世界中の人々が彼の存在の大きさを再認識した。iPhoneやiPadなど、これほど日常生活を変えた製品を生み出してきたカリスマ経営者を失うことは、世界のビジネスにとっても大きな痛手である。
 しかし、言うまでもなく、企業経営という視点から見れば、カリスマを失って一番痛手なのは、その人が率いていた会社そのものである。アップル社は比較的混乱が少ないように見えるが、身近な日本企業を考えてみれば分かるように、一般にカリスマの引退ほど経営的に厄介なものはない。中小企業なら会社存続の危機となり、大企業でも大きな混乱と長期低迷の始まりになることがある。

'11.10.21.朝日新聞 ・一橋大・教授・*1沼上 幹氏


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