散歩道<4581>  

                           耕論・オピニオン・ようこそ 論争の解放区へ            ・・・・・ 発想を変える
                                  
議論の触媒 担う覚悟で(1)
         (1)〜(2)続く

 10月16日に登場した日本経済新聞の「日曜に考える」を読みました。月曜日のオピニオン面も強化されました。僕も購読していますが、読者の声を聞いて考える視点やニュース背景のデータ解説など、読者サービスの試みとしてはいいと思います。しかし、いま日本で求められている言論の役割りを理解した動きかというと、必ずしも十分ではないと考えています。
 日本が直面している深刻な問題は、民主主義の仕組みが機能せずに統治が壊れ、20年近く課題解決もできずに漂流していることです。原発もそうですが、これまで当たり前に思われていたことを考え直そう、という議論があちこちで起こっている。新聞はそうした市民の側に立った論争の「触媒」になって、議論を活性化させるべきです。
 しかし、新聞にはそのまだ見えてません。これでは、オピニオン面は「付録」としかいいようがありません。まあ、最近は女性誌もポーチなどの付録を目的に買う人が多いようですが・・・。
 
'11.10.21.朝日新聞・言論NPO代表 工藤 泰志さん

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