散歩道<4571> 
   
                             オピニオン変革期の日中                   ・・・・・ 発想を変える
                               
危機管理 仕組みを重層的に(1)
      (1)〜(4)続く

      中国が外交姿勢を変えてきた。背景にあるのは、国際社会に存在感を強めた自信なのか、国内の政治事情なのか、どう読み解き、日本はどう対応するか。 
                         
 ・・・先月まで、3年以上にわたって中国・モンゴル課長を務めました。中国の外交姿勢の変化を、最前線でどう分析していますか。
 「よく『外交は内政の延長』といわれていますが、中国ほど当てはまる国はありません。国内は深刻な状況だと共産党指導部は認識しています。右肩上がりの『強い中国』という印象がある一方、国内問題が山積し、国際問題でも常に被害者意識をもつ『弱い中国』という側面もあり、そのアンバランスが外交にも現れています。しかし、ケ小平氏が指揮した、国内の経済建設に集中するという外交路線の本質が大きく変わるはずはありません。愛国教育などもやりましたが、結局、経済発展が共産党支配の唯一の支えなのです」
 
'11.10.5.朝日新聞・駐中国公使・垂 秀夫さん

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