散歩道<4562>

                         '11.10.15.講演会・「仏教と平和:再生への道」(1)       (1)〜(3)続く      ・・・・・ 発想を変える

 この講演は米国人学者の発表で、英語と日本語で話された。時期は、日本に関しては、日露戦争から第2次大戦の終戦まで、又、西洋については第2次世界大戦中、東アジア、アメリカについては現在行っている戦争(イラク・アフガニスタン)等と関係がある。戦争と仏教の教え、解りずらかったが、自分なりに理解しようと挑戦した。

 鈴木大拙氏・・・日露戦争時、仏教は?決して戦争に加担したことがない。慈悲の心で戦い、殺してはならぬ、殺さしめてもならずと説いている。本当だろうか? 殺人は慈悲の一つの表現れであるというのは間違いである。 

 アジアでは、戦争に加担した歴史があった。スリランカで、ヒンズ教徒と 仏教徒の戦争である。それは、仏教を守るための聖戦であった。
 ダライラマが言っているのは:暴力ではなく平和的手段を、しかし、仏法においては動機が正しければ暴力は使ってもよいと説く。 
 キリスト教・・・・国家のために戦うことは、認められる。
 回教徒・・・・ジハード(聖戦):異教徒を改宗するために行う武力行使。コーランでは宗教上の義務とされる。
   
 米国の従軍布教師の役割り:米軍人多数を助けるために人殺しをする
:(一殺多生):恐怖感を克服して、軍で殺人を起こすのは、偉大である。
 仏教はイラク、アフガニスタンの戦争で戦う兵士に、この戦争は世界の「自由」を守るため、敵を殺すことで、あなたは文明を守る、あなたは悪と戦っているというのだという。そうすれば、落ち着いた心、迷うより迷わない心、悲しむより喜ぶ心、乱れるより規律ある心になれると諭す。

'11.10.15.講演会・「仏教と平和:再生への道」・アンティオク大教授・ブライアン・ヴィクトリア氏   講評・国際日本文化研究センター教授・井上 章一氏

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