散歩道<4538>
                        100年インタビユー・「ジャナリスト・立花 隆さん」(2)                    (1)〜(3)続く
                         NHK・三宅アナウンサーと立花 隆さんとの対談 

 20世紀は科学の時代、爆発的に知識が広まった。科学者と一般人の知識の格差、ギャップを埋めなくてはいけない。新聞読んでもテレビを見ても、今、一般の人には何が起こっているかわからない。知識のギョップという難題がある、今、何が起きているかを判断し、決断する。何が起きたかを知って対策を打つ。しかし、我々高校で習う化学、物理の教科書は19世紀のものがほとんどである、これでは20世紀に起きた科学の大爆発に付いていけない。解らないから誰かに教えを請う、欲求不満が起きている。
 (今度の東日本大地震で、これがあれば安全と住民が信じた防波堤は殆ど地震と津波によって破壊された。一つだけ町民の猛反対を押し切って作られた普代村の15bの防波堤は壊れず、この街に犠牲者は出なかった。しかし電動式に作られてはいたが実際には手動で閉じられた)。
 原発事故をどう見るか?、予想外の事故の為に、あらゆる関係者が一緒になって取り組むべき大事件である。スクラム(緊急停止装置)が作動して最悪の状況は起こさなかった。科学技術の世界では予想外のことが起こる。起きた時、じぁ、どうするかの対応を考え、緊急停止できるシステムを作るのは必須条件であった。この装置
(福島第一原発所)が旧い40年ものであったのも原因である。今回の東日本大地震は広島の原爆の32.000発に相当し、過去最大水爆の100発に相当すると言われる。869年の平安時代の貞観(じょうがん)地震の情報は確かにあるにはあるが、データーが少なすぎる。(1000年に1度という地震を想定外というのは理解できる、上空から見ると自然のエネルギーのものすごい力に圧倒される)
 メルトダウン、特定の元素が出ていることは検視されていた。それを発表しなかったのは
(パニックが起こることを恐れたか、知らなかったからか?)。原子村の学者の仲間だけで、この事故対応をする方針が貫かれていた。しかし、非主流の専門家は(メルトダウンが起こっているのは)わかっていた。アメリカは無人飛行機(グローバル飛行機)できちんとした情報を既に入手していた。又、軍事衛星をそちらに向けて観察していたのである。冷却剤(水)喪失、濾過装置故障、科学は色々な現象を解釈することが大切である

関連記事:散歩道<検>氏名・立花 隆333.3900.<検>科学、<検>社説、<検>講演会対談、