散歩道<4470>
オピニオン・インタビユー・知識人とは
3・11後は国超え市民が連帯築き命と正義を基盤に(4) (1)〜(5)続く
・・・では、どうやってそういう世界が築けるでしょうか。
「これからの主体となるのは、市民だと思います。国家や市場が何のためにあるかというと、結局は人間が人間らしく生きられるかどうか、そのための手段ないし道具なのです。NGOの活動などを見ても、国境を超えて交流し、現地の人の自立を支援する高い能力を持つ市民のネットワークが生まれています。しかし、市民の動きは単位が小さく、力をグローバルに結集し切れていません。市民の連帯をどうグローバル化していくかが、重要な課題でしょう。21世紀に求められる市民的知識人とは、国境を超えた連帯をつくりあげ、人間の尊厳を互いに認め合うような立場に立つ人だと思います」
・・・・国を超えた連帯といえば、東日本大震災では、世界中の人々から援助や激励が寄せられました。
「コミュニケーションの発達により、福島であれ、アフリカであれ、中東であれ、同じ人間が存在し、人間らしく生きる為に闘っていることを、世界の無数の人が日常的に実感できます。それは歴史上初めてのことです。21世紀の市民社会では、こうした他者の命に対する感性を共有することを重視していくべきだと考えます」
'11.7.20.朝日新聞・国際政治学者・坂本義和さん
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