散歩道<4465>
講演・安藤忠雄さんと阪大生対談・「若者よ君たちに日本を任されるのか」。(1) (1)〜(2)続く ・・・・・ 発想を変える
NHK・TVの'11.7.18.スイッチ入れたら藤忠雄さんと阪大生の対談が行われていた。学生は300人近くいた。時間的には40分ほどの時間より聞くこと出来なかったが、興味ある話題を記録にとどめた。
1、安藤さん:東北の震災地区に実際にいった人はどれぐらいいますかという質問に、:答え30人(約10%)程の学生が現地に実際に行ったみたようだ。
安藤さん:現場にいけば色々なことがわかると思われるが、そのような経験を皆さんどうして、しようとしないのですか?
2、安藤さん:自分は世界の建造物を見て回った。又国内で、奈良の五重の塔の前に立てば、当時これらの建物を建てた人たちの社会背景、苦労、建築に携わった人の思いを浮かべることができる。その経験はその後の仕事に大変役立っていると実感している。建築をやろうとする者には、そのような想像力がどうしても必要と思うのですが、それはパソコンの前に何時間やっていても得られるものとは思いません。その考え方についてどう思いますか。
学生さん:パソコンの前から離れないような時間が毎日続いている。実際の建物の前で考える機会は殆どない。しかし、得られるバーチアルなものから得られる世界があるはずだと思うのですが。
3、安藤さん:パソコンから得られるものには人間の感性や、臭(にお)い、人と人とのコミョニケ−ションが介在しない。それはあまりいいこととは思えないが。
4、安藤さん:皆さんは人(親や、政府)からの援助で、今の自分の立場を維持しようとされていうように思えるが、あと何年かすれば、皆さんが、親や人の面倒を見なくてはいけない立場になる、その時の覚悟が皆さんには今出来ているのですか?。私は、学生の時プロのボクサーをめざし、戦うことで金が得られることがわかり、10数回試合をして全て勝ったが、そこで、自分で学費や親の生活の足しにした。そうせざるを得なかった。それも生き方なのです。
5、安藤さん:今の学生さんは、海外へ出て行くことに積極的ではないようだ。皆が戦っていかなくてはいけないのは、海外の人たちなのです。その世界の人たちに勝ち進まなくては、世界の現状から取り残されてしまう。私の仕事場には、ヨーロッパ、東南アジア、中国や韓国から人が来ています、彼らは必死で物事を修得しようとしている。それは目の輝きを見ればわかります、日本人の若い人で、最近そのような目に勢いがある人に会うことが少ないのが気にかかる点です。
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