散歩道<4454>
社説・中国共産党(1) (1)〜(2)続く
「世界最大」の度量示せ
おしゃれなカフェやレストラン、個人を競うブティックが軒を連ねる上海の新天地は、中国を代表する繁華街の一つだ。
中国共産党は今から90年前の7月、ここで初の対秋を秘密裏に日体田。当時の党員は50人余りとされ、十数人が参加した。
1949年の建国までの、苦難の連続。その後の大混乱。内戦や抗日戦、権力闘争、そして飢饉により、おびただしい人命が失われた。党の歴史上、汚点となった事件も少なくない。
しかし、中国はこの30年、高成長を続け世界第2の経済大国になった。旧ソ連や東欧の社会主義国が立ち行かなくなったのとは違い、大胆に改革開放政策を採用し、市場経済を導入した党の役割りは特筆すべきだろう。
発展の勢いに乗って,五輪や万博も成功させた。7月1日の結党記念日を前に、北京〜上海間1.318`を5時間たらずで結ぶ高速鉄道も営業をはじめる。
しかし、8千万人を越えた党員のすべてがお祭り気分でいるわけではない。そして多くの市民はむしろ、さめている。
労働者や農民の側に立ち、各民族の利益を代表し、人民に奉仕するのが結党の理念だった。だが、現実はそうではない。
改革開放は沿海部から始まり富裕層が生まれた。党の権威を背にした国有企業の経営者や、党との関係を使って商機を広げた民間経営者は巨万の富を得た。彼らの子供は「富二代」と呼ばれ、七光で豊かになる。党官僚は権力をカネに換える。
'11.6.30.朝日新聞、
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