散歩道<4439>
耕論・オピニオン・中国に飛び込む(4) (1)〜(6)続く
組織で強い日本人 規模比べるより 一歩先行く挑戦を
○ ○
・・・特に大震災後、中国は日本企業に誘致に熱心です。技術移転を期待しているのでしょうか。
「中国は資金が潤沢にある。資源の浪費体質や公害を克服し、効率が良い産業構造に変えていくには、日本の技術が必要だとよくわかっています。震災で株価が下がったり、一時的に資金難になったりした優良企業を買う動きが出てくるかも知れません。株価が安く、高い技術を持つ中小企業は魅力的に映るでしょう」
・・・中国企業が日本の金型工場を買収したり、NECのパソコン事業に出資したりしています。技術や人材の流出、働く場を失うことへの不安も聞かれます。中国マネーの「日本買い」をどう思いますか。
「震災前からそんな懸念を持つ人はいました。でも本当にどんどん移転するでしょうか。中国は人民元が進み、賃金も上昇傾向です。一方、日本には、豊かな自然や環境、社会の安定がある。日本で生産し、海外に輸出するほうが、良い事業も多くあるはずです。弱いといわれる農業も含めて、日本は一歩先を歩き、技術や人材を中国に供給することを考える方が、重要ではありませんか。それができれば巨大な隣国の成長力を生かせる」
'11.6.24.朝日新聞・中国・中信証券・ 薫事総経理 徳地 立人さん
関連記事:散歩道<検>政治、<検>中国、
![]()