散歩道<4438>
耕論・オピニオン・中国に飛び込む(3) (1)〜(6)続く
自信つけた中国人 行きつもどりつ さらに開放に動く
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・・・日本人の部下はいますか。
「香港の日本向け営業担当者一人だけです。社員は米国や豪州、マレーシア、香港、台湾などからも集まってくる。組織の中で彼らが持つものを消化し強い投資銀行に育てたい。優秀な中国人スタッフも育っているし、10年後には、最強とされる米ゴールドマン・サックスと競争できる会社にしたいと思っています」「そのためには、会社をさらに国際化する必要があるんです。バブルのとき、証券会社など日本の金融機関が本当の意味で強くなれなかったのは、東京の本社での経営判断を『サムライ』、日本人男性で固めてしまったことが大きいと思う」
・・・・外国から、どういう思いで中国企業に集まるのでしょう。
「経験者が多いのですが、新卒で入った米国人もいます。彼は米コロンビア大を出て、北京の精華大で中国語を学んだ。入社後、中国のITや流通業を担当するグループで経験を積み、いまは外資系企業の中国での資金調達を担当しています。わずか3年でビジネスに使える中国語を身につけただけでなく、中国企業や中国社会の裏表も体験しているはずです。米ウォール街でも大きな価値を持つキャリアです」
・・・問題を抱えつつも、中国のダイナミックで融通無碍(ゆうずうむげな)な勢いが、人を吸い込んでいるように感じます。
「金融に限らず、中国企業に挑戦しようとする欧米の若者が出てきています。昨年、米ハーバード大やコロンビア大、マサチュセッツ工科大を訪ね、中国の企業に飛び込んでみたいと目を輝かせる学生達に出会いました。日本の若者も挑んでみてはどうでしょう。
'11.6.24.朝日新聞・中国・中信証券・ 薫事総経理 徳地 立人さん
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