散歩道<4323>
 
               美術展・('11.額田晃作油彩展とトーク・ショウ)          左は赤いバラ、

 絵を描くようになって題材を、最初は日本の自然や景色に求めたが、その後、アフガニスタン、サハラ、エチオピア、インド、からアフリカのエチオピアには引き続いて7〜8回現地に取材に出かけられているようだ。この国には 何回来ても、引き続いて来たいと思わせるインスピレーションのようなものが在る。それは、この国の人々に文明にほんの少しだけ目ざめた人類、それを感じさせるような生命の起源、生命力のようなものを感じるからであるという。もっと多くのことを見たり、深く知りたい観察し続けたいという気持ちを持たせる何かがあるからだと言われる。
 描かれているのは、村じゅうの男女・年寄り・子供達が出てトモロコシの収穫を祝って、喜びの儀式をして踊っている絵である、3b近い棒を振りかざして踊るのである。その後、その棒で叩(たた)きあいの試合をするらしい。 男性は何も着けていないが、女性は腰巻のような物を巻いている。
 この村で、多くの見た女性を横から描いているが、
人の顔は、横を見た状態が一番自然に描けるらしい。デッサンでは、多くの人の全体像を描く時は顔(頭)を小さく描いている、それは体の線を美しく表現する為である。動いているものには、一瞬、目をつぶってイメージを浮かばせる。
 この国にも、中国が多くの労働者を送ってきて、道路や色々な開発を積極的に手がけている。
*1この国がどのように変化するのか見続けたい思いはある。
 もう一つの絵は、各種の色のバラの花の絵である。種類、花瓶等一つ一つの絵が実に生き生きしていて、引きつけられる。
 以前、
関西財界の重鎮であった巽五郎さんから、同志社大学の創設者・新島襄の人物像を依頼され、引き受けて描いたが(作品は大学内に飾られている)、実の所人物像を描くのは難しい。人物は似ていないと意味をなさないし、依頼した人は、人物が残している思いのようなものを表情に出されることを期待してからである。
 
この展示会場には陶器類の作品も展示されている。絵同様センスがあるものが多い。この1年間にどちら(絵・陶器類)も作られたものだそうだからすごい
 
岡本太郎はいう:芸術はもっと広く、無造作で、形を追い求めるものであるが、美しくなければだめという
 先生はいう:男はもっと、
どろどろになって一生懸命動くのが自然であると自分は思っている、と。
 今日のトークショウに参加してる人たちは多くは先生の前からのファンだそうだ。私もファンだが、先生の絵に、何時も感じるのは、描かれた人たちへの優しさである。それが感じられるのが好きだ。今日も楽しい話が聞けたことは実に楽しい連休の初日である。
'11.4.29.近鉄百貨店阿倍野店・'11.額田晃作油彩展     関連記事:散歩道<検>額田晃作油彩展、2322.2905.3580.
備考:2012年7月19日朝日新聞に*1「”中国、アフリカを席巻”建設現場に商店街に100万人超” ・工事一手に受注、大量動員」という記事が報道されている。この記事を書いた時、皆に伝えたい情報はこの事実であった。注意しなくては、我々日本人は中国国内のことのみに眼が行きがちであるが、広く海外に目を向けなくては、日本は世界の中で孤立してしまうという心配があるということである。2012年7月19日