散歩道<4318>
オピニオン・インタビユー・歴史的危機を超えて(4) (1)〜(6)続く
いたるところに 雨ニモマケズの心 しなやかな強さ
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・・・・国内も変わるでしょうか。「私が注目しているのは、日本のいたるところで、助け合いやコミュニティーが生まれていることです。困っている人をなんとか助けたいと若者たちが考え、被災地でボランティアをしている。そこにあるのは、宮沢賢治が残した詩「雨ニモマケズ」にあるような質実で献身的な精神です。自分のことだけでなく、コミュニティーのことを、責任をもって考えています。これまで批判されてきた攻撃的で対立的なナショナリズムとは全く別物でしよう。この問題意識を伸ばして、日本をどのような国にすべきか、そういう議論に発展させてほしい。90年代のバブル経済の崩壊以来、日本は自信を失って、心理的に暗かった。しかし、今回の危機で明らかになったのは、日本社会のしなやかな強さでした」
'11.4.29.朝日新聞・米国の歴史家・ジョン・ダワーさん
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