散歩道<4303>
オピニオン・インタビユー・原子力と日本人(2) (1)〜(6)続く
大事故は遺憾千万 新設は難しいが 原発政策は推進を
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・・・その東北が福島の原発事故で放射能の危険に脅かされています。
「地震による被害だけなら、これほどの大事故にはならなかった。津波が大きかった。今後、原発をつくる場合は立地が大きな問題になる」
・・・原発は炉を冷やすために大量の水が必要です。それで海辺につくってきた経緯があります。
「湖の水を使うなら内陸もあり得る。ただ、事故があれば、湖に放射能がたまる心配がある。川の近辺も危険があるし、下流が心配する。やはり海辺だ。要は津波対策をどうするか。海の近くにあって、津波が来ない岡の上につくればいい」
・・・中曽根さんは戦後、一貫して原子力を推進してきました。
「戦後日本の最大の問題はエネルギーだった。石油はないし、石炭も貧弱。ガスも出ない。敗戦から立ち直り、独り立ちするのは、エネルギーをどう確保するかが大命題だった。着目したのが原子力だ。科学技術の推進と二本立てでいけると考えた。アイゼンハワー米大統領が原子力の平和利用に政策を転換すると知り、『日本も負けてはならない。次は原子力時代になる』と思った」
'11.4.26.朝日新聞・元首相・*1中曽根康弘氏
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