散歩道<4304> 
                          
                            オピニオン・インタビユー・原子力と日本人(3)                  (1)〜(6)続く
                              大事故は遺憾千万 新設は難しいが 原発政策は推進を    

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・・・エネルギーと科学技術が国を発展させる、と。
 「そこは先見性だ。 エネルギーと科学技術が無いと、日本は農業しかない四等国家になる。そう人にも言い、自分でも危機感を持っていた」
・・・日本発の原子力予算や原子力立法の策定にも関わりました。
 「少数の同志と相談し、昭和29(1954)年度予算案に原子力予算を入れようと研究を始めた。党の幹部にも内々相談のうえ、衆院予算委員会突如、2億3500万円の予算を提案し成立させた。事前に一般に分かると、無知の妨害が起こる可能性もあった。一部の新聞やジャーナリズムは『中曽根が原爆をつくる予算をつくった』と大騒ぎした。科学者で東海大学を設立した松前重義さんは、社会党内で原子力問題を理解させる努力をした」
 「その後、松前さんらと超党派の原子力合同委員会を設置。民主党にいた私が委員長になり、今日の日本の原子力体系の基となる原子力立法を手がけた。大事なのは原子力は平和に使うという前提を明確にしたことだ。昭和30(1955)年成立の原子力基本法には、『原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限る』とうたった。原子力の平和利用は単にエネルギーだけではない。放射線を使った医学や産業方面にも応用するなど多方面に展開させた」
 
 '11.4.26.朝日新聞・元首相・*1中曽根康弘氏

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