散歩道<4302>
オピニオン・インタビユー・原子力と日本人(1) (1)〜(6)続く ・・・・・ 発想を変える
大事故は遺憾千万 新設は難しいが 原発政策は推進を
敗戦後、日本が復活するカギはエネルギー確保にあると見通し、原子力政策を推進した中曽根康弘・元首相は、大きな被害を出しや福島第一原発の事故を前にいま、何を思うのか。自身、津波、原発事故で未曾有の被害を受け、「第二の敗戦」ともいえる大震災に、日本人はどう向き合うべきなのか。胸の内を聞いた。
・・・東日本大震災で東北が深刻な被害を受けました。
「本震の時はここ(東京の事務所)にいた。かなり揺れた。だが、今回は地震よりも津波だ。津波は地震より悲惨度が強い」
・・・震災への菅直人政権の取り組みをどう見ますか。
「危機に直面した時、政権はまず災害の処理をする。それから復興への準備的な政策に着手する。さらに被害を受けた国民に再生への希望を与えるような施策を、具体的に提示とまでは言わないが、責任をもってある程度の方向を示す必要がある。菅政権はそれを怠り、普通の行政事務に終わっている」
「政治家は被災した東北に再生の希望と勇気を与えるべきだ。生活や職業、地域の問題について大まかな方向をできるだけ早く示し、よりどころを作る。細かいことは時間をかけて役人がやる。政治家は具体的方向をしめせばよい」
・・・菅首相に対する世間の視線が厳しいですが。
「菅君は東京の市民派。都民を相手にしているから、東北地方への目配りが多少足りないし分からない。地方には東京と違うものがたくさんある。歴史や社会的な背景、土地と密着した生活圏や生活態度がある」
'11.4.26.朝日新聞・元首相・*1中曽根康弘氏
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