散歩道<430>

              
古代エジプト文明3000年の世界展の感想・ヒエログリフ
              右の文字は、パピルスにヒエログリフ文字で書かれた「散歩道」です

 '05.2.京都文化博物館で「古代エジプト文明3000年の世界」を見た。現代に生きている今の我々の考えと全くかけ離れたものとは思えない、多くの出品されたミイラ像、「死」と
「再生(豊穣)」について、永遠に生きたいという思いは、何もこの時代だけの考えとも思えない。どういうわけか、3000年前の人が残した、エジプトの文化ではあるが今に近い。あの世へ行っても現世と
同じように仕事が続くと考えた為、冥土へ、仕事をする人間を一緒に連れて行く、そこでもこの世と同じ生活の延長を期待している。「王」と「神」の関係は、政治と大いに関係があった。王は家臣にもの
(生産物等)を与え、王に奉仕する人々を支えた、又、王が神に近い関係を示すことも大切な意味があった。描かれたロゼッタストーン等に色々な事柄が、ヒエログリフ文字等としてもそこに存在してること
等で解る?。葡萄は(豊熟)のシンボルと考えられ、色々の模様として使われている。蛇が(脱皮)を繰り返す、蛙(豊潤)や魚(豊潤)、スカラバが(再生)や、はやぶさは天(冥土)と地上(現世)を行き来するもの
として
、その意味するところが信じられ、大切にされたこと等、興味深いものがあった。会場でシャングリオンとロゼッタストーンに出会った。彼の大発見が、現代人を古代に興味を持たせる、きっかけに
貢献したことは、全く素晴らしいことである。

関連記事:散歩道<257>ツタンカーメンの真実,<268>大英博物館至宝展、<393>エジプトピラミッド遺跡・船、<419>ルーブル美術館100選,<1399>始皇帝と彩色兵馬傭展を見る。

備考:日本でも「海老」が脱皮するというように考えられ、革新という意味に使われたことはある。これ以外にも数多くあるはずです。
備考:これは私の考えだが、<393>ピラミッドでは地上と天国を行き来するのは、船であり、<430>天と地上(現世)を行き来するのは、はやぶさである。中国(始皇帝)ではこの役目をしたのは鶴ではないか。
備考:ゼロの概念は紀元5〜6世紀に、インドで系統的に発展したと言われている。

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