散歩道<4266>
オピニオン・歴史のいま
3・11に砕かれた近代の成長信仰もやっとした不安(1) (1)〜(6)続く ・・・・・発想を変える
いま、私たちはどういう時代を生きているのだろうか。歴史は何を教えてくれるのだろう。長い射程で考える歴史家の話を聞きたい。日本の西洋史学会をリードし、世界を一つの体系としてとらえる「世界システム論」の研究者でもある川北稔・大阪大名誉教授に聞いた。
近代国家でこれだけの規模の災害と事故に襲われた例はありません。世界史的に見ても、非常に特殊な事態が起きています。
アメリカのサンフランシスコ大地震や阪神・淡路大震災、あるいは最近のニュージランドの震災にしても、地域は比較的限られていました。しかし今回は、日本全体の何分の1という規模です。被災地以外の生活や経済にも大きな影響を与えています。今後、人々のものの考え方を変え、歴史の方向性を変えるかもしれません。
'11.4.1.歴史家、大阪大名誉教授・川北稔さん
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