散歩道<4202>
社説・ザ・コラム・非戦・人権 精神を受け継ぐ(1) (1)〜(4)続く
ジャーナリスト
96歳の今も現役のジャーナリスト、*2むのたけじさんに会った。本名武野武治。敗戦時に、ジャーナリストの責任を取って朝日新聞を辞め、フリーの立場で言論活動を続けてきた。
「最近ようやく、物事の本質が見えてくるようになった」
そう話す声には生気がみなぎり、感情の流量が豊かだ。人に揮毫(きごう)を頼まれると、こう書く。
「死ぬ時、そこが人生のてっぺん」
一日多く生きれば、新たな経験を積む。そこから学べば、日々成長する。そう信じてきた。
1940年2月、むのさんは衆議院本会議の記者席で、民政党の斉藤隆夫が政府と軍部を糾弾する演説を聞いた。歴史に残る「反軍演説」である。
だが衆議院は斉藤を懲罰委員会にかけ、議会から除名した。間もなく、院内党派は次々に解党し、大政翼賛に雪崩をうつ。
「警鐘」だったはずの反軍演説は、政党政治への「弔鐘」(ちょうしょう)となった。翌年、日本は太平洋戦争に突入する。それから70年。むのさんは戦時下の朝日新聞社内の空気をこう語る。
'11.3.9.朝日新聞・編集委員・*1外岡秀俊氏
関連記事:散歩道<検>氏名*2むのたけじさん、<検>氏名・*1外岡秀俊氏3036.3618.3755.3938.4040.4146.<83>戦争を知らない世代に戦争をどう伝える・届いたのは石ころ・お国のため・ミッション。<129>次世代に伝えたい事・平和、特攻隊の話、<3681>言葉・多くの人の犠牲で今日の日本がある。<4198>-3,戦争に今明らかにされる事実、<検>戦争、
![]()