散歩道<4193>  
    
                       耕論・オピニオン・相撲のない日本(4)                   (1)〜(4)続く
                          つぶすな究極の格闘技興行     

負担減らす必要
  
 大相撲の魅力は真剣勝負ということだけではない複合的なもので、変ないじり方をすると壊れてしまいかねない。それでも改革を提案するとすれば、個人的には本場所は年4回にして、1場所も9日にすればいいと思います。場所開催に付随した様々な収入は減る難点はありますが、力士にとっては体力面の負担やケガのリスクが軽減されます。真剣勝負を避ける言い訳もできなくなります。
 振り返ってみれば、八百長うんぬんを抜きにして、今より内容がつまらない、ひどい相撲を見せられた時代が30年ほど前にはありました。ファンもメディアも、それに対してもっと批判すべきだったと思います。野球やサッカーでは勝敗とは別に、選手のプレーや技術を熱心に論評します。サッカーでは、選手のその日のプレーを採点するメディアもあります。
 でも、大相撲では取り組みを厳しく評価する文化があまり無かった。日本相撲協会には無力相撲を監視するシステムがありながら、ほとんど機能させなかったのも、そういうところに甘えがあったのではないですか。取り組みの格付け委員会のようなものを設けて、つまらない相撲はつまらないとバッサリ認定するぐらいのことをすればいい。八百長よりも、見てつまらない相撲をなくす方が建設的だと思います。


'11.2.25. 東京大教授・*1松原隆一郎さん

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