散歩道<4117>
クルーグマン・コラム・アイルランドの苦境(3) (1)〜(4)続く
銀行の食い物にされる人々
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では、どうすればいいのか。 アイルランドと近隣諸国はこのほど、世間で「救済策」といわれるものについて考えをまとめた、だが、実際に起こったことは、
アイルランド政府がクレジットライン(信用限度額)、つまり市場の信頼を回復させるためのさらなる時間を与えるためだと考えられているものとの引き換えに、一層の痛みを国民に強いることを約束したのだ。その市場はと言えば、もっともなことではあるが、この救済策を好感しなかった。
アイルランド国債の金利はさらに上昇したのだった。
こうするしかないのだろうか。
2009年の初め、こんな冗談が広まった。「アイスランドと アイルランドの違いは何だ? その答えは、1文字とおよそ6カ月」。これは皮肉な風刺だと思われた。どんなにアイルランドの状況が悪かろうと、アイスランドの大惨事とは比ぶべきもなかったからだ。
しかし、現時点では、 アイスランドは名前の似た隣国よりはうまくやっているように見える。アイスランドの景気の落ち込みも失業率もアイルランドほど深刻ではなく、景気回復へアイルランドよりはよい位置にある。投資家はアイスランドの債務はアイルランドよりも安全だと見なすようになった。
なぜこのようなことになったのか。
'10.12.9.朝日新聞・米プリンストン大教授・*1クルーグマン氏
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