散歩道<4093>
ザ・コラム@が生む悲喜劇(3) (1)〜(4)続く
居どころ感覚、落とし穴に
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下院議員と知事を経験し、来年の大統領選ではオバマ氏に挑戦できる絶好の位置にいた。だが隠密の南米旅行がもとで、アルゼンチン女性との熱愛メールが表に出てしまう。赤面するような内容に有権者はあきれ、辞任要求が噴出した。
<最愛の君へ 君は輝いている。 君は自分の美しさを自覚すべきだ。 あれからもう1週間、会いたくてたまらない>
<私は今ブラジルにいます。紺碧(こんぺき)の海を見ながら、あなたのメールを読みました。こんなに誰かを好きになるのは10代以来のこと。金曜日の夜は、あのまま永遠に抱き合っていたかった>
<来週からは全米知事会で忙しい、でも心はずっと君といっしょだ。君のキスをはすばらしい。全身の日焼けの線も、腰回りの曲線も好きだ>
再会したい一心で知事は09年夏、ひそかにアルゼンチンへ向った。秘書官には下手な嘘をついた。「米国内の山でハイキングをしてくる」
'11.1.19.朝日新聞・ニューヨーク支局長・山中 秀広氏
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