散歩道<4049>
記者有論・政権1年(1) (1)〜(2)続く
勇気と想像力、少々のお金
ここまで寒風にさらされる年の瀬を迎えるハメになろうとは、この春、民主党の誰が予想し得ただろう。何が失敗だったのか。執行部と小沢グループ双方のに距離を置く中堅幹部に話を聞いた。
「外交と国会対策。この二つがダメだったが、根っこは同じかもしれない。いずれも、民意の動向を測りながら相手と交渉する、政権の基礎学力の問題だ。悪い展開からまず予想し、その可能性をつぶしていく作業が必要だが、われわれは楽観に過ぎた。中国人船長は釈放、ビデオは非公開となったら世間がどこまで硬化するか。小沢一郎氏の政治とカネの問題を決着させなくても、公明党は国会で協力するとなぜ思いこんだか。政治的な想像力の欠如だ」
確かにそういう一年だった。
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春は普天間。最低でも県外移設だ、5月には決めると明言したとき、鳩山由紀夫首相はなぜ、沖縄の期待と米国の立場、連立政権の現実の三者にきりもみにされ、立ち往生する最悪の展開に構えておこうとしなかったのか。
猛暑の夏には、参院選。消費増税を持ち出したとき、菅直人首相はなぜ、半分の民意の反発に対する対策を練っていなかったのか。トオーンダウンすれば残り半分が失望する展開も又、想像していなかったのだろう。
'10.12.18.朝日新聞・編集委員・曽我 豪氏
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備考:この4049回で、”私の散歩道”は、実質4.000回を超えることができました。2010年12月27日
備考1、:作詩家・星野哲郎さんは4.000曲作詞されたそうです。
備考2、:作曲家・編曲家・都倉俊一さんは、日本音楽著作権教会会長に就任されたそうだが、世に出した曲数は1000曲、レコード売上げ数は4.000万枚だそうです。
備考3、:さだまさしさんは3.000回コンサートを開いたそうです。