散歩道<3983>
横浜APECを前に・「開国」を問う・《 7 》
日本、取り残される恐れ(2) (1)〜(2)続
・・・日本は、TPPに関心を示す一方、ニュージランドとの間では、EPA(二国間の経済連携協定)への交渉入りを拒否しています。
「矛盾しているよね。日本にはEPA交渉も引き続き求めて行く。自由貿易で新たに日本がアクセスできるようになる市場は大きい。韓国、インド、中国などが積極的にFTAに向けてかじを切った」「このままでは日本だけが取り残される。日本はすでに約20年も低成長を続けている。緩和的な金融政策を続ける一方、財政赤字も膨らんでいる。成長のためにとりうる選択肢は少ないはずだ」
・・・この地域には、自由貿易構想として、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)や、それにインド、オーストラリア、ニュージランドを加えたプラス6もあります。TPPを優先すべきですか。
「ASEAN+6は、参加各国の経済規模が大きく、パワフルだ。ただ、実際問題として具体的に交渉が進展しているのはTPPだ」
・・・米国を含むTPPは、アジア太平洋地域の安全保障上の安定にとっても重要であると考えますか。
「貿易量が多い国同士では争いが起こり難いと考えている。理論的には直接、安全保障と経済の枠組みは関係ないが、経済を通じてお互いを知ることは、平和にも役立つ」
'10.11.12.朝日新聞・ニュージランド・ジョン・キー首相
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