散歩道<3956>
文化・文化を売ろうと誓った街(2) (1)〜(2)続く ・・・・・発想を変える
追憶の風景・フィレンツェ
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6月にフィレンツェの財団から文化や芸術などの分野で貢献した人に贈られる賞を、市から名誉市民賞を頂きました。イタリアの美しい品を日本に紹介したことと、修復が望まれていた広場の教会の「天国の扉」を復元するために、本物そっくりのレプリカを90年に寄贈したためでしょう。
でも復元はフィレンツェへのほんの恩返しの気持ちでした。あの地がなかったら今の僕はいない。初めて訪れたとき、名取さんが「このルネサンス文化を支えたメディチ家ももともとは商家。いいかい、もうけた金で何をどう残したかが問題なんだ」と言って、メディチ家の紋章のピンをくれたの。それを心に刻んでいました。これからは日本を含めてアジアの美を掘り起こしていこうと思っています。
今は世界のブランドが日本に直接進出しています。でも巨大資本による戦略が立ち過ぎて、品質を維持するための誇りが失われかけている。量やブランド名より、個性と質と美がある物を初心に戻って本気で売ることが今後は必要。その意味で商売については、戦後直後のような時代がまた来るんじゃないかという気もします。
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第2次大戦後の日本のファッション文化の高度成長を引っ張った商人は、あくまでも笑顔で真剣そのもの。今も多くの人に、長さん、と親しみを込めて呼ばれている。
'10.10.13.朝日新聞・サンモトヤマ会長・茂登山長市郎さん
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