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医療・ 鍼灸(しんきゅう)のツボ
鍼灸(しんきゅう)が欧米で急速に広がっていることをうけ、国際的に用語や療法を標準化しようという機運が起こっている。日本、韓国、中国で定められた位置が異なるツボが92穴もあること報じられた。ツボの位置がずれている理由の第一は、各国が依拠する鍼灸の古典が異なることである。また、それぞれの国で、時代の変遷と共に変化した場合もある。国際基準によって、あたらな位置が定められたら、いままでの位置は効果がなかったのかという不安を抱く人もいるだろう。だが、治療家は長い間、より高い効果を求め、高い治療技術を研鑚してきた。特に、日本の治療家は患者の状態に合わせ教科書のツボの位置の周辺でより適切な部位を探って治療してきた。標準化後も、これまでの治療を受けて問題ない。安心して受けていただきたい。それではなぜツボの位置を標準化しなければいけないのか。それは鍼灸(しんきゅう)。手技・漢方薬など東洋医学の効果が世界で認められ、グロバル化が進んでいるからに他ならない。用語や概念を、国際的に標準化したリ、データベース化したりして、世界的規模で有効性を正しく評価した上で、教育や臨床をすることが求められている。そうした東洋医学の研究を推進する必要性が高まっている。世界保健機関は現在、ツボの部位標準化と同時に、東洋医学の用語の標準化と、漢方や鍼灸の臨床ガイド・ラインづくりも進める。それらが総合されれば、東洋医学の有効性について科学的研究が今後、明確な結果を生み出すだろう。日本の東洋医学研究の国レベルでの取組は中国、韓国、米国に比べ遅れている。例えば、厚生労働省は東洋医学の教育、研究、に必要な予算を配分するなど、医療制度そのものを見直し、東洋医学を医療の一環として明確に位置づける取り組みをしてほしい。東洋医学発展のために、本腰を入れることは、日本国民だけでなく、世界の人々の健康に大いに貢献すると確信している。
'05.5.朝日新聞、形井秀一筑技術短期大学連休鍼灸学科教授
この話で思い出したこと!関連記事:依然読んだ糸川英夫様の本の中で、アメリカの宇宙センターでロケットの発射瞬間(3,2,1)、(three,two,one)等、インドの科学者何人かと一緒であったが、彼らはカウンターをする数字の数え方を(彼らが使っている呼び名で)いろいろと数えていたのに気がついた。後で確認して分かったのはインドでは地域によって数の数え方は(記憶では6〜8種類)バラバラであるらしい。(文化や宗教なども、本流のものが日本に入ってきたのか?これは私の勝手な疑問です。失礼!)
備考:京都府南丹にある明治鍼灸大学が、'09年、京都市西京区のエミナースを購入し、新しく大学の校舎として登場するらしい。
