散歩道<3906>
仕事力・イタくてもいいよよね(3) (1)〜(4)続く 自分流にまとめた
妬は自分のものさし 必死は、格好いい 視聴率は、君の職場にある 錆びないフレームを作る
視聴率は、君の職場にある
視聴率には毎分視聴率というものもあるのです、番組の視聴率が刻々とグラフのように記録されていきます。人気のコーナーはぐんと上がり、人気のないものはぐんと下がるのです、番組全体でなく、出演している芸人さんや個人の人気まではっきりわかってしまうのです。このことは、どの職場でも同じことが起こっているのだと思います。元気を期待される人、自分を素直に出せる人、話が面白い人、とぼけていて温かい人、つまり現場を生き生きさせる人間を、周囲はちゃんと知っていて、その人に注目したくなる。目立たないがきちっと自分らしい仕事をしている人もそう。視聴率は職場にもあり、なのです。民間テレビがタダなのはスポンサーがあるからです。自分が仕事をする時の気持ちはスポンサーに配慮する気持ちを持ちません。どんな条件も超えていく力のある面白い番組を作り、そういう境界線を突破したいと思っています。空気を読んだり、気使いしたりすると仕事のブレーキになるからです。ちょっと日常から離れた勢いとか、キラキラしたものがテレビの中にはつまっていないといけないと思います。向こう側へ行ってみたいというあこがれを失わせてはいけないと思う。
私が尊敬するテレビマン、今は大手プロダクションの会長になった人に「ヒットする番組は何ですか」と聞いたところ、結果論だけど、演者が楽しそうにやっているかどうか」だと応えてくれました。本当はそこまで行くのが大変なことなのですが、でも楽しそうだと見たくなる、人にも言いたくなるというのは、すべての仕事の本質ではないかと思います。
楽しそうに見えるにはエネルギーがいります。周囲にそのテンションが伝わらなくてはならないし、誰かがはずれてつまらなそうではいけない。チーム全体が楽しそうであることって、あこがれると思うんです。そういうチームにするには僕の何を役に立てられるかって、みんな考えてますよ。
'10.9.5〜.9.26.朝日新聞・放送作家・鈴木 おさむ氏
![]()