散歩道<3847>
オピニオン・菅政権 生きる道(1) (1)〜(7)続く
合理と情念対立かぎ握る
・・・・民主党代表選は菅直人首相が小沢一郎前幹事長を破って再選されました。
「国会議員票は菅さんが206小沢さんが200で党を二分した形だ。ただ、2人を支えた集団の性格はかなり違う。菅さんの方は、『小沢はいやだ』『ま、菅にするか』といった程度の柔らかい票。小沢さんの方は、『不利だと分かっているがあえて投票した』という固い票だ。そうした固い人たちを相手にせねばならない菅さんは大変だと思う」
・・・前途は多難ですか
「参院選後もそうだが、今回も菅さんにはメッセージがない。新しい代表に選ばれた直後、日本の置かれている状況を見据え、内外の危機をどう脱すればいいか、明確なメッセージを小沢グループや自民党に対して発するべきだった。他人任せという感じがする」
・・・2人とも『私には夢がある』といっていました。
「夢があるのは分かるけど、何度も代表選に出ているおじさんたちのセリフではない。夢の先を語らなければならない」
・・・党員・サポーター票、地方議員票国会議員表のすべてで勝った菅さんの完勝という見方があります。
「勝った先をどうするかが見えてない。そこは菅さんには期待できない。中心になるのは仙谷由人官房長官だ、仙谷さんは政治の生臭いところも分かり、小沢さんの動きも読める。実質的に『菅・仙谷連合』対『小沢』という図式になるだろう」
・・・・今回の驚きは、首相にはならないだろうと思われていた小沢さんが、代表選に出たことです。
「自らの政治人生の着地点を探しているんではないか」
'10.9.16.朝日新聞東京大学教授・*3御厨貴氏
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