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近隣外交Fモチズキ所長・国民同士の深い和解をA (1)〜(8)このテーマ近接外交続けます
対韓「楽観」・危うい対中
天安門事件で日本人の中に残っていたロマンチシズムが消えた。同時に過去に対する罪の意識が小さくなった。中国に対して日本の国益を主張するようになった。中国への経済援助も事実上終わった。安保における日本の役割を拡大する際、中国の懸念に触れることがなくなり、中国の軍事的台頭が日米同盟を緊密化し、日本の防衛力を強める要因になった。四つめの台湾問題?・・李登輝前総理の訪日、世界保健機関(WHO)への台湾のオブザーバー参加支持、台湾海峡の平和的解決を日米共通の戦略目標にすえたことなど日本の姿勢がやや台湾に傾いている。もちろん『一つの中国』の基本は変わらない。ただ、これまでは外交的には『一つの中国』で明確な態度を示し、軍事的には中台紛争への関与をあいまいにする姿勢だった。それが、台湾に少し傾くことにより『軍事的あいまいさ』が薄まりつつある。そんな日本に対して台湾の独立勢力にてこ入れしているのではないかと疑うようになった」。江沢民訪日で歴史的問題を厳しく追及し『反日カード』を使ったが失敗した。
(米国中心の外交から、日本を含む近隣諸国や欧州などとも良好な関係を発展させる全方位的な外交に修正すべきという声が上がった)。
このため、99年3月から『反日』をふりかざさない方向へと戦術的な変化が表れた。この路線には問題があった。
1、中国共産党指導部が行なってきた教育政策の産物として中国政府は国民感情を抱えた。国民が日本に怒を示せば、当局も無視できない。
2、台湾が中国指導にとって益々重大な問題となった。
3、日本との資源競争だ、
4、最後に中国が対日戦争の修正を試みても、靖国神社など、東京から前向きの反応が返ってこなかったことだ。
'05.5.25.朝日新聞、ジョジワシントン大ケンキュウセンターマイク・モチズキ所長
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