散歩道<3832>
随筆5・龍馬伝から(1、士農工商、2、生き方、3、方言、4、グラバー亭、5、人の立場と行動) まだ中間どころです: 2010年9月14日
1、龍馬伝に出ている長崎の豪商・篆刻家・小曽根乾堂(1828-1885)は、亀山社中の出資者でもあるが、弟(英四郎)に言った彼の言葉に興味あるものがある。それは商人についての話である。「商人は、例え世の中を大きく変えた所で、何も認めてくれないのだ。武士であって初めて、人はその業績を評価してくれるのである」と、江戸時代までは、それほど士農工商の立場がハッキリしていたのだろう。
私が感じるのは、この考えは形としては残っていないが、社会全般には現在でもまだ続いているように思える。
ここで商人(民間人)に関する記事をこの散歩道から探し出すと、
散歩道:<174>ハレーの場、<679>商人(あきんど)、<3402>評価・商売について、
備考:<77>日本政府の表彰:役人多すぎないか・民間人の表彰少なすぎるように思うが、
2、江戸末期、暗い閉塞感一杯の世の中であったが、未来を信じて、明るく生きた坂本龍馬のような人がいたことが同じ日本人として嬉しかった。
3、色々な場面で使われた、方言(薩摩、長州、土佐、江戸、京都等)の重さと、その良さが、実に地に着いた物語をすすめるのに役に立ったと思う。
4、グラバー亭の主、グラバーさんについて「西洋文化の紹介者」のよいイメージが強いが、(いい意味でも、良くない意味でも)実際は武器商人であったという印象を強くもった。
5、幕府方、長州方、薩摩方、龍馬の行動、当時、その人の置かれた立場を考えたら、この物語のように展開せざるを得なかったように思える。その意味では、皆の立場は公平に扱われているように思う。追いつ追われつの最近の場面は、大変臨場感が伝わってくる。
6、皆さん本当に演技が旨い!、特に私は、坂本龍馬、岩崎弥太郎、西郷隆盛役の俳優さんが実にいい。皆さん最後まで頑張ってください!。
散歩道<3490>龍馬伝とは、<3718>美術展・龍馬伝、
備考:'10.11.NHK歴史秘話から:明治の元勲・板垣退助は、中岡慎太郎(1838-67)は明治まで生きていたら、大久保利通、木戸孝充、西郷隆盛と同じくらいの地位を得たのではないか。一方、坂本龍馬は、岩崎弥太郎(1834-85)と同じくらいの大企業家になっていたのではないかと語ったといわれる。2010年11月20日
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