散歩道<3816>
美術展・古代メキシコ・オルメラ文明展(1) (1)〜(2)続く
'10.8.24.今日はウイークデーでもあり観客は少ない。 オルメラは、ベーリング海を渡ってきたモンゴロイドの人々の末裔だといわれ、マヤ文明を遡ること1200年前、メキシコに表れた新大陸でも最も初期の文明といわれている。初めて見る古代メキシコ・オルメラ文明展である。
多くの出品物を見ると随分精巧に作られた土偶、石斧や、土器、陶器などの技術、そこには、かなり進んだ文化がここに存在したことがうかがわれる。しかし、この文明については今まで、ほとんど研究も進んでいないし、説明もあまりされていないようだ、現在調査中である。
巨大な石の彫刻、土ずくりのピラミッド神殿など、石拓(に写された)の多くの人物像(土偶)や、模様がそこに残されている。トウモロコシなどの農耕文明が随分進んでいたのであろうと解説されている。数多くのヒスイの磨かれた石斧、地位の高い特別人の埋葬に使われたヒスイで作られた仮面や、トルコ石の首飾りなど、遠くの広範な地域との交流が盛んであったことが想像される。
王を頂点とする統治社会がここには存在していた様子が石斧に彫まれた王のヒスイの彫刻遺跡からみても、ヒスイが大切にされる石器文化であることが予想される。数多くの石像は、宗教的な行事と関係が深かったのだと想像できる。
また生贄の習慣が長い間続いていた、そのために他の種族に戦争を仕掛けることが、よく行われたようである。また、占いや、祈り、祭り等が生活の中心にあり、農作物ではトウモロコシが、又、動物ではジャガーが特別に崇拝の対象として大切に扱われていた様子が残された石像などに刻まれている。
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