散歩道<3817>

                          美術展・古代メキシコ・オルメラ文明展(2)                   (1)〜(2)続く

 先住民が暮らすのどかな文明未開拓のこの地域を、当時の最先端の武器を持って攻め込んできたスペイン軍に簡単に侵略され、地球上からオルメラ文明は姿を消したんだと思う。最近になって遺跡の発掘研究の結果、この文明国が存在したことが発見されたのであろう。彼等のオルメラ文化が存続していた500年前と同じ時代に、現在の人々も生活をしているのですよという話が、なんとなく面白く、懐かしい。

 歴史的な戦争の事実は1516世紀以降、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ポルトガル、アメリカ等、上記のような侵略方法で、植民地支配で多くの国の文明の消滅を人類はやってきた歴史だったのではないかと思った。そのような意味でも、新たな発見は意味深い。

 私はこの文明展を見て、また本を読んで、散歩道<3805>講演会平和のための戦争展<2>2010平和の為の戦争展から"で報告しているように、第2次大戦末期に中国北支から南国の島々に方向を変えた、旧日本軍が、何の防備もしていないこれらののどかな島を占領し、そこにあった、古くから伝わる文化を消してしまったことがあったのではないかと、この文明展を見て想像した。古い話では、*1朝鮮では、420年前の文禄の役で、朝鮮文化の略奪が行われたといわれる。  

関連記事:散歩道:<3575>講演会・環太平洋の環境文明史(3)・ヒスイ、・マヤ文明と興亡、

備考:'10.9.14.講演会*1「戦争・記憶・想像力」・・・文禄の役(いわゆる朝鮮征伐)(1592-1598)・・・書籍戦争・陶器戦争・活字戦争ともいわれるこの戦争で日本軍に略奪された当時の朝鮮の文化全体の影響は大変大きく、元の状態に戻る為に要した時間は一世紀を越えたといわれ、その為、韓国の近代化は大きく遅れることになったといわれる。2010年9月14日