散歩道<380>
面白い話<45>変身術・だめ
かたえくぼ:米大統領選開票:監視団派遣を決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・国連(ノンチャン)
痩せたソクラテスのとんだ「変身術」
昔、西洋では、文法と言えばラテン語文法のことを指し、語学とは、もっぱらラテン語を学ぶことだったということはご存知のかたも多いだろう。ところがギリシャ語で「グラマティケ(grammatike)」と呼ばれるこの「文法」、これを修めた人が、特別に偉い人、常人とは違う人として尊敬されはじめてから、話がややこしくなってきた。常人とは違う人、すなわち特別な能力を持つ人、何か神秘的な力・魔力を持つ人となり、ついには、性的魅力を持つ人(グラマーglamour)にまでなってしまった。文法学者なら、「痩せたソクラテス」を想像するのが通り相場だが、このソクラテス、とんだ変身術を心得ていたらしい。(樋口清之様)
どちらの陣地にもならい目「だめ」
ご存知のように,囲碁は,黒石と白石が陣地を取り合うゲームだが、勝負が終盤になると,白黒どちらの地目にもならないところが出てくる。これを駄目というが、この駄目の駄,もともとは荷物を背負う使役馬からきているという。乗用の馬よりも足もおそく体格もスマートでない文字通り駄馬で,いざ合戦には役に立たないところから、どちらにとっても無駄な目を駄目といったのだろう。初心者は駄目を自分の陣地と勘違いして、駄目に石を打つ無駄なことをするが,囲碁にかぎらず、駄目と急所の違いがわからないようでは、勝負に勝ち目はない。こういう人をダメな人間という。(樋口清之様)