散歩道<381>

                          中曽根康弘様の講演会(1)文化と政治            (1)〜(2)続く
                                 2回にわけ報告します

 中曽根康弘様の’政治と文化”の講演会('04.11.2)が日文研であった。まずこの日文研は、梅原猛様から設立当時のご苦労話もされた、中曽根様の努力によって設立された話が紹介された。(今日の講演内容を要約すると)、丁度今年は、日米和親条約150年、日露戦争100年、大戦約60周年になる節目の時である。今回のイラク戦争について、政治家として、日本の自衛隊の派遣については、、国際法に基いて(歴史的評価を考えて)、時間的効果(病理学的、臨床的に)、国益を考え判断した。イラクの行き着くところは、イラク人の、イラク的、イラク政治でなくてはいけないと考える。日本においてはマッカーサーの統治下で制定された今の憲法は改定されるべきと考えている。戦後日本の政治家も、ソ連(鳩山)、アメリカ(岸)、経済(池田)、沖縄(佐藤)、中国(田中)と役割り分担して解決に努力してきた。1991年ソ連の共産主義が崩壊、各国が独立の方向に向かった。ECはEUまで発展した。中国は、政治はナシヨナリズムだが経済は自由化の傾向だ。今回のイラク戦争が始まる前日、ベーカー大使と食事をしたが、その席で@戦いはアメリカがやっても、A統治はフランス、ドイツや他の国に任すべきだと云った。そうして、この国に早く、独立国家を作るべきであると話した。Bその場合、イスラエルをアメリカが抑えてやらないと、(しかし,米国が選挙に忙しいのかこれは旨くいっていない)旨くいかないよと話した。

'04.11.2 中曽根康弘様の講演会「文化と政治」
備考中曽根康弘様が100歳の誕生日を迎えられた。おめでとうございます。長生きして下さい。
備考中曽根康弘様が'19.11.30.101歳で逝去された。多くの新聞が昭和の巨星が落つという評価がなされている。国にとっても残念なことである。