散歩道<3780>
オピニオン・歴史をつくれるか 民主党政権(1) (1)〜(6)続く
参院選の敗北、党内の混乱・・・菅首相のおと、民主党が揺らいでいる。人々をわくわくさせた昨夏の政権交代は、遠い昔のことなのか。
東西の政治史に詳しい篠原さんは「ちがう」という。 菅首相は何をすべきか。民主党政権の歴史的役割は。
なお体制移行の途上 討議民主主義活用を
臨時国会の予算委員会を見ていると、2009年8月の政権交代の熱気がすっかり冷め、「歴史的」と言われた政権交代がいまや「普通」の政権交代になった感じが漂っていた。
しかし私の見方は少し違う。参院選の思わぬ敗北で苦労している菅直人政権だが、依然として昨年の政権交代から始まった画期的な体制移行(トランジション)の途上にあると考えている。
思い起こせば鳩山由紀夫政権が発足した時、多くの人は「予想以上にやるのではないか」という印象を持った。過剰な期待感からではない。1996年の結党以来、民主党が積み重ねてきたものへの期待が根底にあった。それは今でも続いていると思う。
'10.8.10.朝日新聞・東京大名誉教授・篠原 一さん
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