散歩道<3773>

                           美術展・ボストン美術館展(1)                 (1)〜(2)続く

 '10.7月末ウイークデーであったが観客の多いのに驚いた。皆さんイヤホーンで聞いたり、解説をじっと読んでいる人が多いので前に中々進まない。この美術展の解説が朝日新聞にいろいろ何度もされており、随分力が入っているのが感じられる。その解説に興味引かれる部分を記憶し、展示作品を見るのである。
 荘厳な宗教画を見た後、それらの絵に影響を受けた画家が、農民の働く姿や、農村風景、牧歌的な優雅さが描くようになったとされる。当時の、風景画や、静物画は始め評価は低かったようだ、そこにモネの風景画、独自の画流の領域を見出そうとした世界が作られる。ここに展示された絵の多くの作品は、画家を代表する名画であり、重量感を感じる。時代背景として、18世紀中頃の産業革命以前と以降で、西欧絵画の流れは大きく変化し、宗教画を中心としたものから、風景などの、身近な自然の絵や日常目に触れるものの絵が、より多く描かれていくようになったのだと思う。
 どの時代の、どの画家にも、自分で時代を変革したいという気持ちがあり続けたことは間違いなさそうである。

 宗教画の重さ、レンブラントの黒の重厚の、肖像画や人物の絵。祈りや、農村の風景など自然の様子が描かれた絵(ミレー)。モネの風景画、シスレー、セザンヌ、ピサロ、ルノアールの明るい感じの自然や、遠くまで見渡せる田園の風景等、こった感じの(重量感のある)する絵は、素晴らしく、さらっと見て通れない会場の雰囲気がある。

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