散歩道<370>

                           寺島実郎様の本(1)・時代(の深層底流)を読む          (1)〜(2)続く
                                                     

 この本のテーマの如く、日本も、世界も大変難しい時代を迎えている、大きく分けて6項(A-F)に、この内容を私なりに纏めてみた。日本独自の政策や道があっていいのではないか。日本全体が、私生活主義、拝金主義であった、又世界の事情も、このような狂気に満ちた時代だからこそ、筋道の立つ思考がいると考える。

A,@日本は外貨を稼ぐが、入ってくるものが少なすぎる、海外旅行、運賃、保険料や技術パテント料、ロイヤリティなどに使い)そうして殆どは海外に投資している、エネルギー、食糧の自給化は改善されたが(1980年、61%⇒2000年33%)、ヒト、モノ、金を国内にひきつける事が必要である。A高まる石油中東依存率86%、石油のコモディル化(全て市場価格が決める)、(今後、中国、インドが成長してくれば確保が困難になる。)、B20品目で輸出の70%稼ぐ現実、C、固定観念からの脱却、円高をテコに輸出攻勢を止める。輸出立国でなく、内外需バランス型の成長モデルを創造することが求められる。

B、@徴兵制のない国だからこそ、地域支援、環境安全、国際協力、文化活動、などの公的目的性。おそらく公共という価値を重視した社会的雇用の創造つまり、社会性が高く働き甲斐のある仕事をつくる。A、学生の無力化、あまりに心が弱く視野の狭い子供が増えている。自己主張の裏側に驚くほど心の不安、自分はどうしていいか、わからないという深い戸惑いが存在する。B綱紀粛正や勤労誠実を求める。叱咤激励も働くことが報われる社会を作らない限り、若者には響かない。

関連記事:散歩道<1383>(1)(4)、<1515>(1)〜(4)、<2041>(1)(3)、<2414>(1)(2)、<2702>(1)〜(2)、