散歩道<349>
'04.7.13.朝日新聞夕刊に、2つの興味ある文章が同一面に出ていた。1つは大江健三郎様と松岡正剛様のものである。そこに”壁”という共通の話がある。
大江健三郎様・伝える言葉・エラボレーション
常に新しい自己を作る。
今から30年前の大江様の文章である。企画を引き受けられた「今日の音楽」。その時に1つの”壁”に当たられていたという記述である。(大江様でも壁というものがあったのかと興味を感じた)。今の仕事は、純文学の文章の言葉を書き換えることである、そこである音楽家の演奏でその壁を乗り越えることができたということに興味を持った。常にそれには新しいことに挑戦し、自己を作ることと書かかれている。そこでの文章は「すぐれた演奏においては、演奏家が1回1回の演奏を通じて、常に新しい自己を開発し、未知なる自分を見出している。抽象的な言い方かもしれないが、これは肉体のことであり、肉体を越えるためには、あくまで、演奏という肉体的な行為を通さなければならないのだ。
松岡正剛様、1千夜千冊の作者・4年5ヶ月で
ウエッブで千冊書評達成
最初この記事を読んだ時、同じような目的に挑戦している人(失礼)がいるのだと思った。HPを見て、いろいろの著者とのリンクや、色々の本の販売など、企業化した世界をそこに見て、このような生き方もあるのかと感心した。そこで、300番目ぐらいの書評に挑戦している時に、”壁”に当たったという記述がなされていることに興味をもちました。(私も散歩道があと、20を残して300に成るところで私なりの壁らしきものを感じていた)。次に、直感的に気が付いたものについては、必ず文章化までされているという、行動の共通(生意気云ってすみません)の行動である。の実感です。ここまで結果が出されるまでには、色々のご苦労があったのだなという感じです。
散歩道は今回の<349>で300回を達成したことに成ります。今まで見ていただいた方有難うございます。2004年8月10日
備考:'06.6.25,NHK・日曜美術館で松岡正剛様が出演され・大正時代の画家・甲斐庄楠音・生きた女を描いた画家を解説されていた。